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No. 65 (Wed)
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Date 2005 ・ 11 ・ 30

『文字解釈奇譚・弐(前)』

「ねぇ、文字解釈のセンセ」
うちの先生に会いに、夕方すぎにやってきた少し痩せすぎで頬の痩けた色の白い女のひとは、そう話を切り出した。
「鏡を覗いて見て、自分じゃないものが映っていたら、センセはどうします?」
「自分じゃないもの、ですか?」
そんな途方も無い質問に対しても、先生は呆れもせずあくまでも優しく対応する。障子越しで顔は見えないが、眼鏡の奥の日本人としては少し色素の薄い茶色の瞳も優しく和らいでいることだろう。
先生はいつもそうだ。全然先生の仕事のたしにならない話でも、優しく受けとめて耳を貸す。先生曰く、「“ことば”に無用なものはない。すべてが意味を持ち生きているからね、琥珀」だそうだ。僕にはどうもただ単に先生が馬鹿がつくほどにお人好しなだけだと思うんだけどね……。
それはともかく。それをいいことに、先生がどんな話でも聞いてくれることをいいことに、町の人々は先生に悩みや不満をぶちまけに毎日代わる代わるやってくるようになった。そして今日も例に漏れず悩める人間がやってきたところである。
「アタシの顔じゃないンです。全然、知らない女の顔になってるンです。いや、あれはアタシ自身なンですかね。とにかくおかなしな話なンですよ」
「ほう。具体的に言いますと?」
先生が身を乗り出す気配がした。どうやら先生の興味を引いたらしい。こうなると先生は相手が相談してきた相手が辟易するほどつっこんだ質問をしはじめる。つまり、かなり長話になるわけで。今は夕方。もうすぐ夕飯の支度をしなければならない時間。そしてこの先生の家で料理ができるのは、家主の先生のみ。だからこそこうして縁側で張って盗み聞きをしていたわけだけれど。
ああ、でも結局僕の夕飯はいつも通り遠退いたようだった。
手持ち無沙汰になってしまったので、自棄になってこのまま盗み聞きに専念することにする。
部屋では女のひとがひと呼吸おいて再び話し始めたところだった。
「……センセはもう一人の自分というものを信じます?」
「いわゆる分身のことですね?そうですねぇ。まったく同じ自分がこの世界にもう一人存在するというのは信じていませんが、ほかの世界に自分と同じ性質のものが存在しているというのは信じていますね」
……先生、また西洋のおかしな本を買って読みましたね。あれだけ今月は家計が苦しいって言ったのに…!センセはよく西洋の本を集めて、知識を広げている。しかしそれも役に立たないものばかり買ってくる。なので、この家の家計はそのせいで火の車とも言える。西洋の本はまだ稀少で、高価なのだ。
「……?センセのおっしゃることはよく分かりませンけど、だいたい合ってると思いますわ。だって、鏡に映るのはアタシじゃなくて、鏡の中の世界のアタシですもの」
「つまり、鏡の中のあなたがこちらのあなたを見返している、と?」
「そうなンですの。ほら、私目のしたに黒子がついておりますでしょ?右に」
「ええ、泣き黒子ですね」
「それが鏡の中では左についてますのよ。アタシから見て、左に」
「ほう」
普通、黒子が右についていれば鏡にもこちらから見て右についているはずだ。そのことに僕の背中に震えが走る。と、いうことは……。
「本来、鏡は左右対称に映らなければならない。その因果が狂っている。つまり、鏡には別のものが映っている、と」
「ええ、そういうことですの。ほかはそっくりなンですけどねぇ。鏡の中のアタシはどうやら見落としがあったみたいでねぇ」
そこで女のひとは忍び笑いをもらした。おもしろいからとか正の感情からくる笑いではない。それは、何かを無くしてしまった虚ろな負の笑い。僕の背中に再び震えが走った。

「あれはいつでしたかねぇ。そのことに気付いた日は」

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スレッド:お題 // ジャンル:小説・文学

情景描写な和物語 // コメント(0) // トラックバック(0) // Top

No. 64 (Tue)
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Date 2005 ・ 11 ・ 29

「自分にしかできないことなんて、ないなぁ。ずっと探し続けるしかない」

★今日の授業のこと
今日は劇場関係の、毒屋が間違えて取った授業の日でした。。
その授業は毎回劇場関係の色々な講師を招いて話をしてもらう授業なのですが、今日は毛色を変えて作曲家の服部克久さんがきてくださいました。毒屋はそっち方面うといので、有名なんだろうけど知りませんでした(色々な人にすみません……。爆)が、服部さんの話はおもしろいのなんのって!劇場のことよりも曲のつくり方やら、芸能界の裏話、編曲のコツなどなど。今までこの授業寝てた毒屋にはとても刺激的な時間でした。藁。特にボサノヴァ風(あってる?)のうちの校歌を生で演奏していただいたときには、感動しすぎて涙がでたりでなかったり(日本語変)。とにかくすごかったんですよぉ!
ちなみに上のタイトルは服部さんがおっしゃった言葉のうちで毒屋が納得した言葉です。というかなんか響いたことば?(変)
で、家帰ってきて「何を作曲してるんだろうか~?」と愚愚ってみたら超驚き!

無限のリヴァイアスの曲作った人じゃん!

やべwwwww普通に感動wwwwwww
大好きだった!あのアニメったら音楽も大好きだった!あの人だったんだ!ああ、最初ッから知っていればぁあああ!!!なんか堪能できたのにぃ(何)!!!!
やべ、ファンになりそう。。藁
有意義な時間でしたとさ!

★ボケかツッコミかのこと
昨日、友人が毒屋に
「毒屋はボケとツッコミで言ったらボケだよね」
と、言われた。明らかにボケ担当の友人に言われて甚だ納得いかない……。というか自分はツッコミのつもりでこの○年生きてきたんだけど、そういえば他の人にも「ボケだよね」と言われたことが……。いや、毒屋はツッコミのはずだ……自分を陥れる悪の手先の言うことを聞いてはならん!藁。うーん、意見求む。

★最近やってるゲームのこと

①型月の空虚な理想郷はシナリオコンプリ
かなり泣いた。つかもう涙なしではいられんよ、この話。ああ!心行くまで語れたらなぁ!しかしここじゃ無理だしなぁ。w。そしてミニゲームの花札で一回戦でも勝てない自分の弱さを誰かヘルプ!ww

②DDSアバタールはボス戦まで
なぜかいつもアトラス系のゲームはボス戦前で止まる罠。爆。
やる気が急にでなくなって、放置して、リズムが狂って勝てなくなるというループ……。誰かやってくれんかな。獏。

③真・女神転生3マニアクス
そしてこっちに移る。藁。
だってダンテがかっこよすぎてさぁ(強制終了)

スレッド:物書きのひとりごと // ジャンル:小説・文学

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No. 63 (Thu)
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Date 2005 ・ 11 ・ 24

黒が白になるのは簡単じゃないか。一字変えればいいだけさ。

★キリリクのこと
ヨネの801リクがどうにも構想できず、変えてもらいました。ヨネの絵から妄想するものへと変わりましたぞぇ!ごめん、マジごめんね。根性のない毒屋を許して。爆。次は頑張るから!(最悪)

で、そのものずばり『腐女子バトン』を拾ってきました。なんのことか分からない人は見ないほうが無難。藁。毒屋のでぃーぷな趣味を知りたい人、ドゾー。www↓

スレッド:つぶやき // ジャンル:小説・文学

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No. 62 (Tue)
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Date 2005 ・ 11 ・ 22

048.葬送

『郷愁・2』

霧が徐々に晴れてきた。
白い壁が取り払われたソコは相変わらずのどんよりとした天候だったが、いつの間にか林から小高い丘になっていた。
しかしただの緑の丘ではないが。
ソコには朽ちかけている十字の木が、人工的に作られた墓標が、無限に連なっているのだ。
ひたすらの死、死、死、死、死、死、死、死の重圧。
私はその無限の虚無の中、ただひとつしかない細い道をまっすぐ歩いていく。歩きながらも辺りに目(それはおそらく空ろな)をやりながら。
ひたすらの死、死、死、死、死、死、死、死の重圧。
なんの個性もない十字架たちが、贖罪の意味もこめた祈りの墓場が、無限に連なっている。
ふと視線を前方に戻す。
道の向こうに黒い影が見えた。
それもたくさん。
私の元へと影はやってくる。
何か白いものを全員で上へ持ち上げながら、こちらへ音もなく歩いてくる。影のようなものはどうやら黒いマントを着たヒトのようだった。しかし、フードのせいで顔はうかがえない。また白いものは棺のようなものだと判断できた。
彼らは私の目の前でとまる。
そして音もなくその荷物を地面へとおろすと、そのまま私が歩いてきた方向へとこれもまた音もなく去っていく。その存在はあまりにも希薄で、そばを通り過ぎても体温を感じはしない。
いや、今は彼らのことよりこの棺だ。
やはり彼らの持ってきた荷物は棺だった。白い、棺。
死者の顔にあたるところに小窓が作られている。
私は恐る恐るその小窓に手を伸ばす。

私はこの中に入って死んでいるものを知っている。

そうだ、死んでいるモノを知っている。

もう何回も諦めたでしょ?

つまみを両手でつまみ、ゆっくりゆっくりゆっくり、上へと持ち上げる。もう少し、もう少し、もう少し。
私はつばを飲み込んだ。

この虚無の墓場のどこかでまたひとつ朽ちかけた木で作られた十字架が、増えた。

スレッド:100のお題 // ジャンル:小説・文学

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No. 61 (Fri)
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Date 2005 ・ 11 ・ 18

ねずみを退治した罰でその猫は死んだのさ

★うおおおおおおおのこと

長い間見つからなかったプレステ2のメモリーカード(一号ちゃん)が見つかった!!!!
これで心置きなくキングダムハーツ2の発売を待てれるわぁ(え)。しかし2には引継ぎとか出来なさそうだけどね……。死。

そして!

またしても変なバトンが!藁。
「お前の後ろを体操座りで泣くまで追いかけたい位愛しちゃってるんだよバトン」
「性転換バトン」
もう題名からして変なバトンが!ww
心臓の弱いかたは気をつけたほうがよいかと、、腐ってますからww↓

スレッド:つぶやき // ジャンル:小説・文学

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No. 60 (Tue)
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Date 2005 ・ 11 ・ 15

「あなたは幸運でしたねぇ」

★今日一番驚いたこと
型月の新作に、京極堂のネタが使われていたこと。
いや、まさか箱の中のやつのネタなんてこのゲーム系をやるユーザーに分かりにくいと思うんだが。。藁。毒屋は大爆笑だったがな!なんか「氷の脳細胞」とかミステリ好きに受けるネタとか多いんだけど、スタッフにそれ系好きな人……って、シナリオの人がそうだったNE!爆。本をあの出版社から出してるし、やっぱ好きなのかなぁ???(どうでもいい)

『結婚バトン』なるものが回ってきてしまった!↓

スレッド:つぶやき // ジャンル:小説・文学

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No. 59 (Mon)
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Date 2005 ・ 11 ・ 14

047.霧

『郷愁・1』

でんしゃからおりたら、そこはおかしなせかいだった。
蒸気で動く黒塗りの巨大な乗り物が連れゆく駅は、奇怪だ。駅の看板が自ら自分の駅名を名乗りあげる。
『どこか懐かしいまちぃ。どこか懐かしいまちぃ。みなみな、お間違えのないよう。ゆめゆめ、乗り過ごしのないよう。お気を付けくださいな』
私はホームへと降り立つ。辺りは朝靄がかかっているのか薄暗く、また人の気配もこれっぽっちもないため、これでもかと空虚さを醸し出していた。
唯一の光源である改札口を抜け、もちろん車掌なんぞいない、私は懐かしい町へと上陸を果たす。なぜか心が震えた。
空虚さに満ちた空気もおいしく感じる。
それは懐かしい過去の感触。
駅を出て道をまっすぐいくと、まぁ霧のせいで回りがみえず本当にまっすぐかはわからないが、広い草原に辿り着いた。
カチコチカチコチと時計の秒針らしき音が聞こえてくる。それとともに白い耳のウサギが真正面の霧の中から飛び出してきた。
銀髪紅目の白ウサギは何事かをつぶやきながら、こちらに飛び跳ねてくる。
「しまった、しまったなぁ。時計をなくしてしまった。アレがないと時間が分からない。僕の時間が分からない」
カチコチカチコチ。
ウサギが私の横を通り過ぎるとき、一層時計の秒針の音がうるさく響いた。
カチコチカチコチ。
それに気付かないのかウサギはまだぶつくさ言っている。
「ああ、どうしよう。困ったなぁ。僕の時間が分からない。分からないなぁ」
カチコチカチコチ。
私はウサギの背中を、何も言わずに懐かしさに目を細目ながら見送った。ウサギは走っているはずなのに、ゆっくりと白い霧に覆われていく。
『だって、そこにあるじゃない』と言ってもウサギには何の話か分からないだろう。
ウサギは完全に白い霧の中へと消えてしまった。

カチコチカチコチ。
カチコチカチコチ。

そろそろ私が歩く方向の霧は晴れてくるだろう。
若いときはここで足止めをくっていたけど、今なら行ける。
あの町へと。
私はようやく『どこか懐かしい町』に辿り着けるようだ。

スレッド:100のお題 // ジャンル:小説・文学

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No. 58 (Fri)
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Date 2005 ・ 11 ・ 11

かんぜんなるもの、それはあまりにも滑稽で

★最近の出来事について
某型月の新作パソゲーに草冠に明るくなりすぎてるんですが、18禁なので語れない毒屋3です、こんばんみ(お前、最悪だな)。
しかも某「イチ押し」とか言われちゃってる作家の最新刊読んで、ちょっと感動した自分に欝になったなんてそれは秘密です(え)。
しかも次の月曜日に授業で発表があるのに、何にも、資料すら用意してないなんてそんなの気の迷いですよ、きっと(ええ)。
それにしても週に三度は昼飯がマックな自分。そろそろ飽きてきたけど、これ以外に何を食べれば……?しかもマックの前は日清のカップヌードルを飽きるほど食べてて、もうトラウマになってるんですが。。爆。
誰か簡単な料理を教えてくれまいか?藁。

『自分バトン』なるものが回ってきた↓

スレッド:ぼやき // ジャンル:小説・文学

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No. 57 (Sun)
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Date 2005 ・ 11 ・ 06

あなたは気づかない、それでいい

★携帯のこと
つながったぞ!藁。>友人たち
ぎゃあ、すごい溜まってる……。これから謝りまくりか。爆。

★キャラミル研究所のこと
ここ↓
初めてやったときものすごいあたってると、思った。。
個人的に2よりは1のほうがあたると思います。皆さん、やってみてくださいな。やったらぜひぜひタイプを教えてくださいな~。
ちなみに毒屋はタイプ6の「スタイリッシュ宇宙人」です。

文化祭の麻耶先生の講演会の話はまた今度~。

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No. 56 (Fri)
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Date 2005 ・ 11 ・ 04

僕を拾ったのは狐だったんです。

★キリ番について
2000に行く前になんとかあげれました!ばんざーい!!
バンプの「車輪の唄」をモチーフにした小説というお題だったのですが、激しくムズカッタ!何ヶ月かかってるのかと自分をこ一時間ほど問い詰めたい。藁。
置き場所はちょっと長くなったので、幕間。の豆腐の絵のところにあります。暇つぶしにどうぞ。
リクしてくれたきつきに捧げます~。

もうすぐ2000ですね。2000のキリ番も受け付けたいと思いますので、もし踏んでしまったかた宜しければ「この文で台詞で歌で」とかで指定をつけてコメントを残していただければ、しょぼいながら毒屋が精一杯頑張らせていただきます~。

スレッド:つぶやき // ジャンル:小説・文学

つれづれなるままに勝手。 // コメント(2) // トラックバック(0) // Top

No. 55 (Wed)
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Date 2005 ・ 11 ・ 02

DDSアバタールチューナープレイ記③


ああ、なんかもう色んな意味で涙がとまりません。。
絶叫、発狂、腐った女の妄想、多大なるネタばれお気をつけ↓

スレッド:ゲームプレイ日記 // ジャンル:ゲーム

だれだれゲーム記 // コメント(1) // トラックバック(0) // Top
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